_ 御無沙汰していたが少し御休みさせていただいていた対面祈祷を始めている。 |
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信徒様のお顔をまじかに見て祈祷をこらす事は私としても心を尊天様に伝えやすく験が現れやすいので |
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うれしいことなのだが、半年ばかり休んでしまい申し訳ないと思っている。 |
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その時の話なのだが、久しぶりに対面をはじめてからお二人目の信徒様の事である、 |
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この方は大変ご熱心な信徒の方で対面のご祈祷にいらっしゃったのはもう何度目かのことであった。 |
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その信徒様がいらっしゃる十五分程前まで私は二時間半に及ぶご祈祷に臨んでいたのだ。 |
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我が大聖歓喜天使教会の祈祷所にはお風呂場があるのだがもっぱら御尊天様がいらっしゃることであるし |
私は祈祷前に体を潔斎する時はこの御風呂場は使用していない、というか一度も使った事がないのである。 |
しかるに風呂道具からタオルにいたるまで一切の入浴道具もおいていないのだが、 |
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不思議なことに誰かがお風呂に入られているのである。 |
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_ 鏡が曇るほどの湯気が風呂場中にお湯も出ていないし、ガスも元栓から切っておるのにである。 |
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祈祷所の換気を強くすると密閉度が高くなっているのがこの場所はわかるのだがもしその気圧のせいで |
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どこからか蒸気が引きよせられたなど科学的素養のある方ならかんがえようものなのだが |
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祈祷、尊天一筋に生きてきた私には尊天様がいらっしゃってお風呂に御入りになっているとしか |
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かんがえられないのだ。科学的に考えてみてもどこからあれだけの蒸気がくるのだろう、 |
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部屋事態はもう寒さもましておりなんの暖房施設もないのだから、換気を伝って来る頃には |
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冷えてしまっているのではないだろうか、しかもこれが三回目の事で、一か月前ほどからこの |
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不思議な現象が起こり始めたのだが、それ以前は何年も一度も起こってはいないのだ。 |
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_ 河口などは驚愕し、早速だれも使わない風呂場に桃の香りの石鹸などを持ち込み置いて |
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拝み倒していた。 |
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_ その矢先の対面祈祷十五分前の奇跡、御入浴である。 |
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_ この方は大病を患っていらっり、お子さんを抱えお一人で頑張っていらっしゃる方で、今までの道のりも |
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涙なしではかかせない方である。それにもかかわらず、毎月の尊天様への御神酒代もかかさないばかりか、 |
真面目にお参りにこられ御尊天様には高級な羊羹を必ずおあげされていくのである。 |
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とても経済的にも大変だろうと私も心配になる。 |
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御尊天様ももちろん私よりもそうであろうと思う。毎日心一つにしている私が感じるのだから。 |
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最近では尊天の祈祷にあぐらをかいて横柄にかんじる人間が、信徒様の間で増えたなか |
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この人は救ってあげたいと心から思っていた |
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この頃に行う事になった対面祈祷で、しかもこの方の御祈祷の前に尊天様が |
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御入浴されたとは誠に稀有であり、ありがたいことである。 |
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必ずやこの方を満足させるため、尊天様もご祈祷前にお風呂に御入りになられたのだと思うのである。 |
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きっとこの方は終世御尊天のお守りに浴するかたなのである。 |
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Мさん、私も力を尽くしますので頑張ろうではありませんか。 |
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昔から尊天様の行法を行うと普通では考えられないことが起こるのは当たり前だった、 |
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たとえば地震もないのに震えたり、尊象やおあげ物が考えられない落ち方、転び方をしたりである、 |
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が、今回程目に見えて尊天様を感じたことがない。どうりでいよいよ信徒様の中でも奇跡が |
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起き始めているのを見ても、尊天様が私に以前よりもまして降りてらっしゃっているような気がして |
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しようがないのである。 |
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やはりここまでの行の努力を尊天様が愛でてくださり、比類なき力を授けてくださっているのか、 |
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どうであれその神意にもし甘んじてしまえばわたしは前進しなくなってしまうと感じている。 |
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更なる成就を求めている信徒様の為にも、唯一の愛のお力を秘めた我が偉大な尊天様に |
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いよいよの帰依と行を積んで行きたいと思っている。 |
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少し鼻高々な事を書いてしまい、気恥かしい気がするのだが許し欲しい。 |
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それほど嬉しく、不思議な奇跡に見舞われておるのです。 |
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この奇跡が信徒の皆様に少しでも分け行きわたらんこと深く想います。 |
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あと河口に対す態度があまりよくないらしいが、改めるように、 |
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あまり悪いようであるなら私もその方について考えなければならない。 |
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あれだけ尊天に尽くしているのである、また河口御夫婦にはいろいろな尊天の事を授けていおるのである。 |
失礼があると尊天は悲しむと存ずるし、なにより人として、先生だから御機嫌をとって、 |
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受付ならば鼻にもかけないという心持ちはそうであろうか? |
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一番異性に嫌われる心持ではないだろうか? |
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少し考えて欲しいものである。 |
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私は思うにその辺のわけのわからない祈祷師より、河口ご夫婦はよっぽど先生であるし、 |
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私も身近で沢山の教えを授けているのである。先生と呼ばれる程の知識はあるとおもうのだが。 |
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まずは奇跡のありがたいご報告まで。 |
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合掌 |
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