千宰様令和弐年冬の大祭御法話

※現在、宮城福島で起きた大地震は

未だ懸念が残る状況です。ですが

そのような中だからこそ

三宝様方の御法話を読んで

信仰の糧による

心に力を蓄え、皆で不安を

乗り越えて参りましょう。

 

 

御法話❖

 

聖天教冬の大祭とは、女天様を多いに御供養し

年中の御加護の御礼を信徒一同が祝い奉る

聖天教二大大祭の一つです。

聖天教では、これまで

その功徳により、女天様の慈愛のお心のいよいよの高揚を

実現させ、曳いては生涯の愛を女天様に貫いてやまない

男天様の大奇跡力の発動を実現する事で

参加した信徒の成就を現出してきました。

ですが今年に入っての聖天教の大祭行事は

既に信徒の皆様に大変ご迷惑をお掛けしてしまって

おりますが、

八年に一度の不吉を秘めたこの年に対する

様々な出来事。その為の信仰的対処の為に

今までの聖天教の歴史には無い程の

行事の変更が為されて来ました。

つまり、今年より毎年秋に施行される事になった新しい大祭。

『愛染毘奈耶迦明王大祭』がその一つです。

この大祭は大成功を収めました。

しかし、

聖天教本部では、この新しく組み込まれた大祭により

今までの行われて来た大祭をどのような

日程に変更すれば良いか悩まされ、

当初、夏の男天様のお祭りに、女天様のお祭りを

合同で祭祀しましょうという事に決まったのでしたが

ですが、この決定に思わぬ問題が発生してしまったの

でした。それはどうも女天様の力を必用とする

秘法に障礙が発生し、一部の信徒様の

心願に暗雲が立ち込めた始めたのでした。

ご心配された教主様は

女天様の障礙だという事に直ぐにお気付きになられ

夏の合祀はやめ、本来の冬の大祭に女天大祭の日程を

差し戻しになったのですが、

ここに於いて更なる解決しなければならない

問題が残されたのでした。

十一面様観音様の供養大祭の日取りです。

何故なら

愛染毘奈耶迦明王様を供養した後は

必ず十一面観音様を供養、頼らなければ

納め切りの法はおろか、調伏も、愛染毘奈耶迦明王法も

全てが灰燼に帰してしまうからです。

今までは、教主様は十一面法を

内々に納め切りの法の一部としてお作法されて

来ました。

ですが『愛染毘奈耶迦明王大祭』とまで大供養され

また、今まで秘仏とし教主様のみの使役なされる

秘仏としてご活躍されて来ましたこの明王様が

そのように白日の元に晒されたからには

これからは、信徒それぞれが

心に秘仏毘奈耶迦明王様の名を呼び

成就と救済を祈るのだからこれはなんとしても

信徒様方にも率先して明王様供養後は十一面様

を供養して貰わなければならない。

そのような教主様は御意向と

何より、秋の大祭でご参加されました

信徒様の心願成就とお護りの為にも

来年よりは違いますが、今年だけは

特別に女天様にご理解して頂き

女天様の大祭に於いて十一面観音様をともに

大供養させて頂く事になったのです。

成程私も聖天教三宝としてこの決定には

大きく賛成同意させて頂いていますもので

それは何故かと申しますと

まず、この私から見ても

女天様の障礙が一部の信徒様の状況から

ありありと解り、それだけではありません。

女天様の大祭日程を差し戻した日から

それが徐々に消えていったからです。

そして十一面観音様です。

納め切りの法の後は絶対に十一面観音様を

供養しなければ本当にいけません。

これは何としてもしなければ

必ず厄災が発生します。

愛染毘奈耶迦明王様は本当に

強い御方なので、十一面様のお力で

調えなければ危険なのです。

以前こういう信徒様がいました。

入信する前に他のお寺で断ち物祈願をしてしまった

のですが、それを簡単に破ってしまい

それまで願を掛けていた心願相手の男性が

余計に疎遠になってしまい、

これは大変だと感じたその方は

日本で断ち物破りや様々な神々の怒りを

唯一解く秘法を持つ、教主様にご縁を求められ

入信されてきたもので、

入信されてから直ぐ

その方は勿論納め切りの法を教主様に修して貰い

教主様のご指導で

「他の寺の厄災をあなたは背負ってるだろうから」と

納め切りの法を完璧にする為に

本来なら精査しなければならない

十一面観音様の開眼を許されたのでした。

しばらくして功徳は顕れました。

その方は、それまで何年も心願相手に避けられ

会う事すら出来なかったのに関わらす

その後、心願相手からプロポーズされるまで

になったのです。

ですがそれからがいけませんでした。

安心したその方は

よく教主様や私、そして本部の者に

細かな嘘を付くようになったのです。

これはその方の性格や、癖だったのかも解りませんが

簡単に成就してしまう人が良く陥る事なのですが

すぐに心願成就が目の前に現れた事で

信仰を甘く見てしまった事があったとは思います。

しかも成就力が強力であると共に障礙もまた

一層恐ろしい愛染聖天信仰に対してです。

そして彼女の嘘の一つが

お約束破りのタバコの吸引の繰り返しでした。

その方は

せっかく入信前に他のお寺でして来た

断ち物を教主様のお力で納めて頂いたのにも

関わらず、また勝手に同じ断ち物をし

その事も教主様に隠していたのでした。

愛染聖天様に断ち物をすれば叶う。

破ってしまったらまた教主様に甘えて

納め切りの法を掛けて頂ければ大丈夫。

その方はそう考えておられたのでしょう。

しかし教主様には全てが見えています。

「あなた、何か隠している事がないかね?」

教主様は知っていても敢えて知らないふりを

して私を通し何度もお聞きになった

何度目かの時の事です。

あまりに状況が悪化して手が付けられ無くなって

から初めてその方は

タバコの断ち物の事を話してくれたのでした。

「私の霊眼は沢山のものが見えるが、愛染聖天様

はそんなものじゃないよ、全部見てらっしゃるんだよ

あなたの心の隅々を」

教主様は

「今度も十一面様を良く供養しなさいよ」

そう言われ納め切りの法を

懸けて差し上げたのですが、入信した時のように

直ぐには心願相手との状況は上手く

修復せず、ある時、粗末に包まれた小包だけが

その方から届いたきり、その方は

聖天教を退会されて行きました。そして

その小包に入っていたのは、様々な箇所が

欠け、どうみてもきちんとお祀りされていなかった

十一面観音様でした。

その送り返されて来た仏像を見て

教主様は涙をこぼされこう一人言を

私の目の前で仰ったのでした。

「この仏像は生きている。もしこれを

きちんと供養していたなら、私の十一面法とともに

納め切りの法が完成し、成就の道を歩めたものを、

道を踏み外したな!」

その後、誰もその方を救う事が出来なかったのでしょう。

その方は、去年乳癌で亡くなりました。

私はその死を知った時

その方が十一面様に嫌われ、遂に見捨てられたのだ

と感じました。

信仰の嘘とは、ご本尊様への大罪です。

その方はそれを繰り返し

最後には、そんな大罪を恐れぬように堕落し

まるで日常のように平然とやり遂げるように

なっていまいた。

そして、信仰に嘘を付ける人は

自分の周りの人間や心願相手にも

同じように嘘を付き、最後には愛想をつかされる

ものです。

つまり、神への愛から始まって

全ての人間関係に於ける愛に

嘘を付いていると言っても過言では無いのです。

十一面観音様は

少々無理な事でも押し通す愛染毘奈耶迦明王様の

起こす導きによる弊害を

その大愛で抱き留め、修正して下さいます。

その大愛は愛染毘奈耶迦明王様だけに留まりません。

私達への迷える心、嘘、偽り、謝罪、悲しみ

怒り、その全てを抱き留め、解放へ導いて下さいます。

その方の持っていた

信仰の嘘や偽りもきっと全て受け止めてくれたはずです。

では何故その方は無くなってしまったのでしょう。

その方が十一面観音様を蔑ろにしたからでしょうか?

それも絶対にあると思いますが

私は思うのです。

納め切りの法うんぬんの前に

その方の心には

愛が息づいていなかったのでは無いかしら?

愛は相手を望み、引き寄せ合う

美しい心に咲いた大切な魔法の花です。

それが無かったから

その方は

愛を裏切る嘘と偽りを繰り返していた。

十一面観音様とは女天様の『愛』です。

そしてこの『愛』は優しく美しく

可憐なもの。

私達が子供の頃より持ち合わせる

純真なもの。

この十一面観音様の愛が心に宿っていれば

必ず、愛染毘奈耶迦明王様の『愛』

いえ、男天様の『大愛』が

その十一面観音様の『愛』に引き寄せられ

降臨し、全てが成就されていくはずです。

ですから、私達は

この度の大祭を、心から熱心に迎え

供養する事によって、

納め切りの法の影響だけではありません。

私達の成就に欠かせない

十一面観音様の愛をそれぞれの心に宿し

その心で愛染毘奈耶迦明王様と男天様を

お迎えする心と魂を

この大祭で培わなければならないのです。

そうすれば日本一の神通力者と謳われる

教主様の浴油祈祷の奇跡も

必ず私達の心に入り込み、そこで

成就の花は咲き誇るはずなのです。

教主様は他に並ぶ者が無い、不世出の聖天行者様です。

教主様は、ただ秘法を体得されているだけでは

ありません。

普通の人間には無い絶大な霊力、神通力が備わって

おられる御方です。

信徒の皆様。振り返って見て下さい。

今年は八年に一度の不吉な年であり、世界は

異常なまでに、異常気象に苦しみました。

まさに地球事体が壊れるのでは無いかと思う位でした。

もう12月になるというのに

先日の半袖でも歩ける程の暑さを見たら

それは良く解ります。

しかし、そのような中、教主様が

秋の大祭で、夏の大祭で失敗した不吉を

愛染毘奈耶迦明王様の供養の力で調伏した

後はどうだったでしょうか?

もう何年も苦しんで来ました夏後半の

大水害と台風が

ピタリ止んでしまった事を。

そして今日、茨城県で大きな地震が

発生しました。

教主様の予言通りの地域でです。

まさに神に比する御業です。

教主様のこの絶大な神通力と秘法を

私達は、それぞれの心願の為、信仰の為に

その心と、体に降臨させていかなければなりません。

その為には

十一面観音様の心が私達には必要不可欠なのです。

そして何より冬の大祭の主役、

女天様の供養による大愛の高揚も

忘れてはなりません。

聖天教信徒の皆様。

この一年最後を締めくくる大切な大祭を

無事に成功させ、今年私達を苛んだ大不吉を

完全に滅し、明るい来期へ繋げて参りましょう。

 

 

聖天教 兆象千宰