令和四年旧暦十一月後半日程の告知

※令和四年愛染大聖歓喜天女天供養大祭(冬の大祭)は

無事結願致しました。

令和四年旧暦十一月後半の修法日程です。

信徒の皆様は良くお勤めに励まれますように。

 

 

【愛染聖天浴油供修法日程次第】

 

開白 旧暦十一月十八日

(新暦十二月十一日)

結願 旧暦十一月二十九日

(新暦十二月二十二日)

 

以上十三日間

洗浴供養修法十三日間計二十四座

愛染浴油供修法十三日間計二十四座

他必要に応じ

念誦供養又は華水供養

若しくは種々諸々の秘密供養修法

一々厳修の事

願わくば

愛染聖天浴油供修法

この大法の大利益

聖天教信徒は基より

普く六道の群類にまで及ぼさんと欲する者也。

 

 

 ◈修法に際しての心得◈

 

月を二つに分ける修法に於ける

後半の十三日間とは。

先の修法の結願に於いて獲得した

満月という名の愛染聖天様の成就の慈愛を

来るべき十三日後の新月という暗闇の

結願の夜に、見事祈願の力で

その保ち続けた満月の心を

照り咲かし、暗闇に堕ちたる世の無きよう

完璧な世界を成さんとす意義を持つ

修法です。

この結願で得られた光を得た新月は

やがて次のより輝いた満月の周期へと

光を与えて行くのです。

どうか信徒の皆様に於かれましては

一日一日を疎かに考えず

十三日間の日程次第をご本尊様と供に

常に篤信懸命に歩み在られますように

能々ご指導申し上げる次第で御座います。

 

 

※大祭月だけは、月を十八日間と十三日間

または十四日間に別けた祈祷日程となり

通常の祈祷日程と変わります事を

御理解下さい。また聖天教では

月の満ち欠けの周期を

大聖歓喜天並びに普く神仏に流れる

慈悲心の顕れと捉えるとともに

その月が順次巡りし天上の宿命の

境界全てを厳修するという

古来よりの聖天浴油供養法に忠実に

則った太陰暦による修法を行っている

日本で唯一の社です。

また、旧暦(太陰暦)とは

新暦(太陽暦)と違い

一年の間、一ヵ月を大の月(三十日迄の月)

小の月(二十九日迄の月)の掛け合わせで

年間の日数を調整します。この大の月と

小の月の順番は太陽暦のように順番は

決まっていません。

 

※厳密には聖天教では

本当の結願を定めておりません。

何故なら一切衆生の幸福と成就を祈る事。

即ち血縁者(信徒)様方の願望成就へ導く

祈りには決して終わりは

あってはならないからです。

これは

三千大世界全ての神々の主尊にして

八百万大小聖天の帝であられます

愛染聖天様の大神としての真の

大愛を如実に表わしている思想であり

それこそが

日本一の神通力者。

聖天教教主兆象大宰の宗教家としての

己に課した厳しい覚悟なのです。

聖天教の浴油祈祷が本結願を迎える時

それは聖天教がその大きな教えの扉を

閉める時に他ありません。

 

※生涯、年間を通し毎日不休で

浴油供二座、洗浴供二座を

交代員を使わず修するという

大変な苦業修法を行っているのは

現在この日本で聖天教教主兆象大宰様

唯御一人だけです。

 

※今月は小の月です。

 

 

 

 

 

 

 

 

合掌 聖天教本部