教主様春の大祭御法話

教主様の愛染歓喜童子大祭(春の大祭)

での御法話を教化の為、再掲載致しました。

 

 

 

≪趣旨≫

今年は、新暦の閏年と旧暦の閏年が重なる

八年に一回の年になる。

このような年は荒れる。

しかも今年は夏が長い歳になる。

 

今年は不吉な年である。

 

このような歳は

神無くしては、絶対に居られないものである。

 

令和も弐年を迎えた。

いよいよその一番はじめの大祭

春の大祭が始まる。

 

私達は、是非にでも

この不吉な歳の入り口で行われる

春の大祭で、穢れと不吉を払い

この歳を生き抜かねばならない。

 

去年、愛染聖天様が、いつもは来ない

首都圏の大災害を予言され、それは

これでもかという程に的中したのだが

それを考えると、今年の不吉が

私は恐ろしくてならないのだ。

 

既に、私が冬の大祭で感得した

予言の的中も

日本ばかりか世を胎動させ

未だそれは予断を許していない。

 

そのような中始まる

聖天教春の大祭は

愛染聖天様の御使いであり

愛染聖天様そのものである。

愛染歓喜童子様のお祭りである。

歓喜童子とはもともと

その昔、以空上人という

高名な聖天行者が感得し、

それ以来

聖天様の御前立てや

お札のお姿として祀られる

ようになった御方だが

聖天教の愛染歓喜童子様は

その功徳の実績や、

信徒からの不思議な体験を聞いてみると

普通の聖天の歓喜童子とは

どうも違うようだ。

この御方は聖なる御方で

即ち、八百万大小聖天の帝である

愛染聖天様の愛そのものであり、

全ての智慧のはじまりであり

その清浄なる導きの愛の本性を

如何なく顕されている御神様なのであって

吉祥天様の御姿を成し

この世に顕現為されたことからも

それは充分に

伺う事が出来きる誠に尊い御方なのだ。

金剛雞羅山という

宇宙の大愛の中心に座す愛染聖天様が

信じる者の目の前に現れる時は

往々にして

この愛染歓喜童子様の御姿に化身され

お顕われになられる。

それ程、愛染聖天様の本性、実相とは

穢れなく清らかで

人間の心に現れる時は、

その不浄を乗り越えられる

愛染歓喜童子様の御姿でなければ

それは適わないのであろう。

 

そしてこのような不吉な歳は

歓喜童子様に救済を頼まねば

心願ばかりか沢山の事で自分を

失ってしまうものだ。

私を含め、神との血縁に

ある者は

それだけ何かしらの

因縁を持って生まれて来て

いるのだから尚の事である。

 

令和元年

私にとって旧暦

最後の日に、私は不思議な

体験をした。

 

愛染歓喜童子様が突然

私の枕元に現れた

非常に美しい吉祥天のお姿をして

おり、恰好は中国風で無く

何故かギリシャ風であった。

目が青く、神は金髪であり

自然の草花の青く透き通った

匂いの中に

薔薇のような西洋風の香水の

匂いが部屋中に香っていた。

 

茫然とする私であったが

そのような

仏教からはかけ離れた

吉祥天様の風貌であっても

私は

あー愛染歓喜童子様の

恰好をされているが

これはご本尊様だな

と感じた。

 

すると愛染聖天様は

黄金の宝棒を振るい

中東にある宮殿に打撃を

加えはじめ、その後

地中海を望む中東各国

フランス、ドイツ、スペイン

イタリア等の欧州と

東南アジアにある

建物を震わしていた。

そして、それは

中国や朝鮮半島に及び、

フィリビン、タイ、

マレーシア、を始めとする

東南アジア、インドの周りの

諸国までそれは何度も何度も

宝棒は振るわれた。

アメリカの西海岸やアラスカ

南米もにも振るわれたが

アフリカからは

得体のしれない

病気と飢餓の匂いがした。

 

それが終わると

愛染聖天様は

お前は護られる

と言って、

背中から黄金の翼を

おもむろに現わし

まるで西洋の宗教画のように

天空に、無数の毘奈耶迦神と

伴に飛び去っていった。

 

その時、私は、いつもは

愛染聖天様は

私の処に象のお姿で直接くるのに

どうしたのだろうと考え

 

私は、この地上に

不吉な兆しが立ち込めているの

ではと、感じてしまったのだ。

 

そして起こったのだ

月は見事なまでに

新月を迎え、満々と地上に

力を寄せていた

令和弐年の始まり

 

それは私が浴油を掛けて

いる時に起こったのだ。

 

なんと

愛染歓喜天様が私の夢枕に

立ち宝棒を振るった通り

トルコで大地震が起きたのだ。

 

私が見た宮殿とは

トプカビ宮殿だったのだ。

(宮殿には被害が無かったようで

トルコの象徴を私は

見ていたのだろう)

 

しかし私はとても忙しく

皆にこの事象を伝える事が

出来なかった。

 

だが、本部の者は

知っていたので

皆驚愕を露わにして

お作法に臨んでいた。

 

聖天教春の大祭―愛染歓喜童子大祭とは

愛染歓喜童子様に対し

一年の始まりを祈り、

あらゆる大願心願成就の円満なる御導きを

大祭を持って祈願するものだが

 

歳のはじまりから

このような凶星の影響を

受けるこの歳にあたり

あなた達信徒を救済して下さる

方は、今年は愛染歓喜童子様しか

いないだろうから

このような不吉な歳に臨み

この愛染歓喜童子大祭を

存分に供養し、愛染聖天様はじめ

愛染歓喜童子様の歓喜を引き出し

それにより

不吉なる凶星の天運を払い

吉兆なる歓喜を呼び寄せなければ

いけない。

信徒皆々の持つ運命の為にも

私は聖天教教主として

その事を真剣に皆に呼びかけたい。

 

 

 

聖天教 兆象大宰