『聖天教―愛染聖天信仰』の経本。
愛染大聖歓喜天（愛染聖天様）の礼拝作法です。
この経本は、希代の宗教家であり高名な神通力者として実績名高い聖天教教主兆象大宰が愛染聖天よりの霊言口宣を受け、斜陽なる道にある現在の聖天信仰にあって如何にすれば在家にある者が修法に無学なるがまま歓喜天との感応悉知を遂げ、自在にその功徳宝果を得せしむるかと随類応現を根幹たるその畏くも尊き大神の慈悲なる神意を余さず映じた『聖天教―愛染聖天信仰』に在る者のみならず全ての聖天信仰者の為に生れた礼拝作法であります。その為この経本は歓喜天との真の疎通と感応が得られるよう、これまで日本では知ることが全く困難だった大聖歓喜天の経典と大呪陀羅尼等を日本で初めて和訳した経本であり、現存する歓喜天礼拝作法には無い中程に正念誦を次第に加える事で華水供をも簡単に凌駕しているのです。つまりこの礼拝作法は全ての聖天信仰者にとって華水供以上浴油供未満の世上二つと無い聖天信仰在家信徒の為の最上の成就法なのです。
 
◆修される方へ◆

• 『聖天教―愛染聖天信仰』者以外は掲載される全経典並びに呪句に冠されているマカラギャの文字を外す事をお勧めします。
• この礼拝作法には、神意により正念誦に秘密句が使用されております。また迎請、発遣は歓喜天の真言をそのまま使用しており招来等箇所箇所の次第に於いては神仏混合古しきなる山岳的文言が見られる誠に実践的な経本になっております。その為秘密句に限らずこの礼拝作法全編に於いて常に覚悟を持って臨んで下さる事を望みます。
• この礼拝作法は表裏それぞれ63項で構成されおり、裏面に掲載されます『聖天経』は『聖天教―愛染聖天信仰』にとって大変重要な経典になっております。礼拝作法の次第には加えられていませんが聖天教信徒の皆様はこの『聖天経』を時間を見つけては向学に及ぶ事でどうか信心を深められますように。
• 大変長い礼拝作法になっております。根を詰めれば何事も長続きしません。その日の体調に合わせ十分工夫して貰っても結構です。たゆまなく続ける事こそが信仰の肝要です。
• 真言の数等も上記と同じです。

零落して久しい聖天信仰を、その大霊験をもって唯一牽引してならない『聖天教』＝『愛染聖天信仰』。
その信仰の概要が記された指導書です。
全P484に渡るこの『聖天教』＝『愛染聖天信仰』を歩む上で欠かせないこの一冊には、『聖天教』＝『愛染聖天信仰』の実像を伝える教えの基本。
此れ迄の聖天信仰には全く存在していなかった『聖天教』＝『愛染聖天信仰』にのみ存在する信仰思想の全貌。
問答形式による信仰指南。
教主兆象並びに千宰によるこれまでの信仰奇跡譚と信徒有志による成就体験談。
他開闢よりの教主『兆象大宰』による信仰実績等が掲載されており、此れ迄ただ拝むだけに任せ信仰による人間性の向上に一切背を向けて来た為に、やがては『神力不在』とまで揶揄され全く零落してしまった現在の聖天信仰に於いて、如何にすれば世に唯一『生きた歓喜天』と呼ばれる『愛染聖天』の大霊験と成就を頂きその大神の意に即した心の向上を実現させ、尚且つ、更なる功徳と満足を常に獲得していけるのか、その手ほどきを充分に説き促した、これは『聖天教』信徒のみならず、全ての聖天信仰に在る者を惹き付け牽引してならない、斜陽するばかりの聖天信仰に一石を投じる渾身の書であり、常に百年先、二百年先の聖天信仰を見つめ在り続ける、日本一の神通力者として名高い宗教家『聖天教教主兆象大宰』が本尊『愛染大聖歓喜自在大天観世音菩薩』と共に世に説き放つ、『聖天教』＝『愛染聖天信仰』による新たなる聖天信仰開拓の記念碑ともいえる書です。
 
『聖天教』信徒の皆様は、必ずや長い聖天信仰の歴史に強く刻まれてならない、この『聖天教 愛染聖天信仰の手引き』をよく熟読され、それぞれの信仰の糧となさいますよう。
そして『聖天教』信徒以外で、これから『聖天教』＝『愛染聖天信仰』の門を叩こうと興味をお持ちの方も、この手引きを読み向学して下されば幸いです。