令和六年秋の大祭に際し=教主より

普く世に慈悲照らさんと

瞑想、気をやらば

私は、風と我が心を巡らす事が出来る。

風の行き着く処の山河と心巡らす事が出来る。

山河囲む海と心巡らす事が出来る。

 

神羅万象とは

神々の顕現。

つまり

神々の意思であり、心そのものと

云って良い。

 

その神々が

今将に怒っている。

 

凄まじい勢いで

我々に恐ろしき天意をお示しになっておられる。

 

海は割れ、山は崩れ、河は乱れ、風、大地を砕く程の

天災が頻発している。

酷暑は人間ばかりか

この世のあらゆる衆生を

まるで焼き殺そうと云わんばかり。

 

そして

誠に恐ろしきかな

いよいよ、あの南海トラフがやって来るという。

 

いや

愛染聖天様が私に申すに

必ず大地震はやってくるらしい。

 

その時

沢山の人間が逃げまどい悲惨な最後を迎える

であろう。

 

この神々の怒り。

 

神仏と意思疎通を簡易に可能とする

私のみならず。

 

その神意どれ程かは

同じ

『阿』を持ち

『ウン』を持つ

我れと血縁深く持つ

信徒の皆々も

近日の状況を鑑みれば

それはさすがに

感じずにはおれまいて

 

斯くして

是非にも私達はこの神々の怒りを

鎮めねばならない。

 

この現代、

人間は行き着く処まで不遜になった。

不信心になった。

 

罪の無い動物を食し

その為に

慈悲心を以て人間に尽くしてくれる

四つ足の者ら迄を

貪らんが為、

養殖し

そしてあろう事か

母子の前で殺害する。

この非道、罪では無くて何ぞや。

 

そのような

無慈悲なる殺害の連鎖の上に

我々の文明は成り立っているのだから

恐ろしき是は将に極みである。

 

また、

自然エネルギーの思想の元、

森林を潰し、その事が酷い土砂災害の

原因にもなっているという。

神なる自然を侵す

将に恐ろしい行為である。

 

そして

最近では神を捨てよと

人は叫ぶようになってしまった。

 

古来日本とは

神つまります

神聖なる地にして

神なる自然がその思いを

忌憚なく

顕現される処。

 

故に、その地に住む我々は

他の地より

ふんだんに起こる

天変地異という神意に対し

真摯である事が当たり前であった。

 

例えば

この地に住もうと新しき土地に

一族で移り住んでも

この神の国日本では

どんなに安心だとされる処でも

必ず五十年、百年を待たずして

大災害が発生し

簡単に隣にいる者が飲込まれ

或いは焼かれ、歩いは潰され

死んで行く。

 

果たして

我々は古来より

どのような世界の人間より

生死という狭間

天災という恐怖を通し

霊体の神秘を体験して来たのだ。

 

どんなに偉い人間でも明日には

どうなるか解らない。

人間の生が

これでもかと肉薄したこの日本という

世界で

我々は

神という真理を知り

その超常なる存在と利益に

すがる事こそが唯一の活路であると

信じずに居られず

長い歴史の中

そう生きて来た。

 

そして

事実。

信仰には不思議な力が在り。

神々が存在する事は

私達日本に住む者の中で

心の底から

是を知らなく、否定する者は居ない。

 

何故なら

確実に存在するのだから。

(その霊験を私は何度も証明して来たはずだ)

 

しかしながら

このように死にもっとも近い国に生まれた事は

罪ある故では無い。

天災の少ない地に住み、人間の力を過信し

不信心になり

遂には神の雷が落ちる人生より

実はとても幸せなのだ。

何故なら

私達のように

常に神を近くに感じ

神意により常に三界の真理を知ろうと出来る

私達は

逆からすれば、このように厳しい環境にあっても

それは将に神より愛される皆神の子と

云って良いからだ。

 

神を信仰し世に知らしめる使命を持って

生まれて来たと云って良い。

 

そのような皆

神の子等であると言って良い

この国にある者らに

信仰を捨てよと申すは

これは神が下された運命に

唾吐けよと言っているに等しい

それは大罪である。

 

人間の不遜。

日本に在る者の不遜。

我ら教えに在る者の不遜。

 

それらが作り出す罪を

私達は浄化して初めて幸せが来る。

 

だからこそ

やがて必ず来るであろう

大地震に、生き残るという奇跡を頂く事が出来る。

 

斯くして

生き残り、

心願を叶える事が出来るのだ。

 

その力こそは

将に愛染毘奈夜迦明王の

調伏の神力にして

そして

全ての神々の怒りを解く

その『納め切り』の秘法にこそ

その救済はあるのだ。

 

そしてこれは

将に摩訶不思議な次第であるが

 

大地震。

大水害。

大干ばつ

これでもかと

日本は疎か世界を苦しめる

その大天災の連続の

それが頂点に達しようとしている

その時

 

愛染毘奈夜迦明王を大供養致す

秋の大祭が

まるで

それは、

世に蔓延る、あらゆる不遜と罪

それに伴う

神々のお怒りを

見事治めよと

云わんばかりに

それは開白したのであるから

 

これは将に愛染聖天様の

我々をお救い下さろうとする

それは将に神意であろう。

 

故に

この大祭は

我々聖天教信徒にとって特別のものとしなければ

ならない。

特に日頃の不信心に汚れている者はもちろんの事

天災に苦しむ地域に在る者

南海トラフから己や家族、愛縁の者を護りたいと

願い者は

尚更

この大祭だけは念入りに供養せねばならない。

 

『全身赤色ニシテ熾盛乃日輪爾住シ、三目威怒ニシテ首髻爾象頭冠アリ利毛忿怒乃形也、

又五古鈎ヲ安シテ於象頭乃頂キニ在ラシメ五色ノ華鬘ヲ垂レ天帯ヲ於耳ニ覆ヘリ

左手ニ金鈴ヲ持シ右ニハ五峰乃杵ヲ執ㇽ儀形薩埵ノ如シテ立衆生界ヲ安

次ノ左ハ金剛弓、右ニハ金剛箭ヲ執ㇽ衆星乃光ヲ射ルガ如シ大染毘奈夜迦ノ法ヲ能ㇰ成ス

左ノ下手ニハ彼ヲ右ニハ蓮ヲ勢ィ打ツ如シ一切ノ悪心ノ衆即滅ニシテ疑ィ有コト無ㇱ

諸華鬘索ヲ以テ絞結身ヲ嚴レリ結跏趺坐ヲ作シテ於赤色蓮ニ住セリ

其乃蓮ノ下ニ寶瓶有利両畔由リ諸寶ヲ吐ㇰ三十七尊前後ニ囲繞セリ』

 

『明王』とは曼荼羅に於いてその存在を語れば

曼荼羅の『意思』であり

『真言』そのものである。

 

要するに、上記で縷々説いた

『神意』そのものである。

 

つまり我々聖天教の愛染聖天曼荼羅で申すなら

愛染毘奈夜迦明王様は

愛染聖天様の

『意思』=『神意』であり

『神意』=『声』なのだ。

 

 

『阿』という

つまり聖天教で言えば

『ギャク』になるが

大宇宙に命が生まれれば

その存在には必ず

『うん』

という心が生まれる。

この心から

『慈愛』が

滲み沸き生まれて来る。

それら全ての『ウン』は如来観音の境地でありながら

『煩悩』という側面を持つ。

 

何故なら

如何に『慈愛』の祈りが其処に在ろうと

『~したい』という願いの中には

例え善なるものであってもその中にも『煩悩』という『独善』が

あって余り無いからだ。

 

ましてこの『独善』が悪なるものなら

如何ともしがたく。

 

これらの

世に在る

あらゆる

『善』と『悪』織り交ぜた『うん』から生まれる

『独善』を

見事悪しきところは焼き尽くし

調和させるという

 

三千大世界全ての神々、そして我々衆生の

願いが集合され

その絶対的方便として生まれてくる神としての

存在。

 

それが『明王』なのである。

 

三千大世界の根源にしてそのものである

愛染聖天様の世界観にこれら明王の実像と正体を照らしてみれば

『愛染毘奈夜迦明王』様とは

つまりは

愛染聖天様のやはり

絶対普遍なる『意思』にして『神意』。

『真言』にして『声』なのだ。

 

だからこそ

その神力。

将に凄まじいの一言と云って良い。

 

その神力の程は

この聖天教教主である

この私が

その神力に頼り

現実と成したる

数多の霊験を辿れば明らかであろう。

 

皆ももう

充分に知り得ている事と存ずるが

トランプ氏が私の予言通り

暗殺未遂の憂き目に遭った。

 

是迄私は

数多くの暗殺、その予言した全てを

現実のものと成し

そして

的中させて来た。

 

そして

このトランプ氏の遭難も

世界で最も早く

私唯一人が

未来を見透かし、予言したものであった。

 

しかしながら

皆は

このいつもの如く

未来を現実のものとし

的中させる

私の霊験にばかり固執し

大事な

私の霊験、

いや、調伏の大神

『愛染毘奈夜迦明王』の

調伏の大神力の本当の姿を

恐らく見落として

いるのでは無いだろうか?

 

それを申すとすれば

 

私は過去に

去る超大国の大統領を

皆の前で

嘘偽り無く

調伏する事を宣言したと思う。

 

調伏の修法は二、三カ月は

強く修したと思うし

この秋の大祭でも

勿論

修した事もあると思うが

 

その結果どうであろう。

 

彼は年齢八十一であるが

今の八十一は

昔と違ってとても若く

八十台の政治家は日本にだって

そうだが

世界に数多いらっしゃる。

 

しかし

彼は大統領という最高の

健康管理を受けながら

痴呆を発し、

時には倒れ

日中は寝ていることも多く

 

世界会議に於いては

空中に向かって

誰も居ないのに話しかけたり、

そのように

居ない筈の者と語らうことが多くなり

世界中を心配させた。

 

喜怒哀楽も激しくなり

言葉は失われて行き、

 

そして遂には、大統領選の討論会に於いて

話すことままならず、

大統領をたった四年という期間で

引退することを決め

二期目の大統領選を撤退した。

 

皆は、あのまるで霊にでも話しているような

見えない存在に話しかけている彼を

見たであろうか?

どんどん弱く儚く狂って行く彼を。

あれこそが、愛染毘奈夜迦明王の絶対的調伏の力なのだ。

 

果たして

息子までも罪を犯し捕まり、

本人自身も文書持ち出し等の罪に問われるに迄至っているでは無いか、

 

これらの霊験は

愛染聖天様とその神意である

愛染毘奈夜迦明王の絶対的神力に他ならない。

 

しかし愛染聖天様

つまり愛染毘奈夜迦明王は彼の命までは奪わなかった。

そして

そこに、この度の大統領選の真実が隠れている。

 

愛染毘奈夜迦明王。

つまり

この兆象大宰の調伏とは

非常に強力なものである。

がしかし、

その強力なる調伏の秘法を掛けたとしても

命の火が消し去らない時。

 

それはその者が

罪を犯していない何よりの現れになる。

 

つまり

色々な放送媒体ではまるで彼が悪者のように

云う方々がおったが

それは全くの嘘であったのである。

 

何故なら

愛染毘奈夜迦明王様の調伏の秘法で

彼は死ななかったのだから。

 

彼は良い人であったのだ。

 

それにも関わらず

彼は空中に常に無い霊的存在を見、

話しかけ

半ば狂人となった。

 

恐らく

その分だけの罪はあったのか

無かったのか

私には判らないが

 

少し彼には悪い事をしてしまったと

今では思っている。

 

而して

私の経験から

愛染毘奈夜迦王調伏秘法を掛ければ

必ず

その人間に例え

この度のように全く罪が無くとも

狙われた者は必ず

ゆっくりと、

もしくは即座に

精神に変調を来し出し

霊障に悩み

狂い、発狂し

諍いや人間関係に悩まされ

大病を患う迄に至り

 

遂には

その者ばかりか

家族が癌や難病を発病する。

 

これらの神力に付いては

とても恐ろしい霊験だが

血縁を結んだ

信徒にしてみれば

是ほど偉大な調伏の霊験は

 

皆も現実にこうやって見て

体験している如く

他には皆無であり

非常に心強い。

 

だが

あくまでやはり結果は

罪の度合いによる。

 

例えばこの間は

歓喜童子の入魂を依頼している

信徒だが

息子様が学校も行かず

家出して帰って来なくなった。

それと言うのも

ご子息を匿う同級生の父兄の存在が

足枷になっていたようで

これを愛染毘奈夜迦明王の調伏を

即座に浴びせかけた所

なんと

数日を待たずして

匿う父兄の内の母親の方が

骨折するという事件が起こり

ご子息は

匿ってくれるパトロンを失い

即座に帰宅。

現在は千宰の指導も功を奏し

ご子息は元気に家から学校に通っている。

 

こういう事もこの間あった。

 

これは歓喜童子様の入魂終え授けた方だが

どうも旦那様が浮気されているかもしれないので

もし

浮気していたら調伏して下さい

とお願いされた。

たっての篤信なる信徒の願いであり

しかも歓喜童子まで授けた信徒なので

私は早速疑わしき夫を

早速愛染毘奈夜迦明王で攻め立てた。

そして本人にも

『歓喜童子に頼んでみなさい』

と指導した処

暫くして

夫は酷い病気になり倒れた。

浮気をしていたのだ。

 

その恐ろしい霊験に驚いたその信徒は

直ぐに夫への調伏を納め切ってくれるように

頼んで来た。

 

あと蛇足だが

こういった事もあった

恋愛の成就が中々進まず

遂に心願の男性が結婚してしまい

子供まで設けた。

しかしその信徒は諦めず、私も遂に

愛染毘奈夜迦明王で

その男を攻め立てる事を覚悟し

怒りの霊験をその男に向けた

 

それから一年程した時だった。

 

詳しくは余り言いたく無いので

詳細は云わぬが

生まれた子と

その男の妻は

その男と経済的にも肉体的にも

二度と会えなくなった。

 

この酷いケースは

つまりは

その男と妻は

私の信徒を

影で嘲笑したり

悪意を弄していたことが

充分に知れた事案であった。

 

現在その男は信徒と結婚し

そう云えば

今年に入って子供が出来たと報告があったが

もう女遊びは程々にしないと

私がこの信徒をしっかりと護っている限りは

次は

大変な事になるであろう。

 

このように

私の修する愛染毘奈夜迦明王の法とは

その罪の軽重に伴なう

罰を与え、また愛縁を与える御性格があるのだ。

 

であるからこそ

つまりは

これら上記に記した

ある国の大統領調伏の霊験から

それから

私が篤信なる信徒に授けたる

ニ、三の霊験。

其処に見え隠れする

その罪の軽重こそ

私達は

『愛染毘奈夜迦明王』、

要するに

御本尊愛染聖天様の『明王』たる

その大神の

誠深淵なる『意思』にして『神意』。

『真言』にして『声』なのだと

悟らなければならない。

 

我々聖天教にある者は

いや

信仰者のみならず

この日本という大地に生きる者全ては

今まさに

大天変地異という

八百万の神々の怒り

露わに極まりし今を以て

 

是非とも

それぞれの不信心、不信仰を

そして

人間の犯したる罪障を

白日

明王のもとに晒し、

そして

その神力にて

照らし洗い流さねばならぬと

私は

この度の一カ月という

非常に長丁場とした秋の大祭にあたり

一人の宗教家として

そして

この平成の世。

人間が遂には全く無くしてしまった

神通力という

人間という生命の持つ

摩訶不思議なる能力を

世に唯一人

常に顕在披露し、そして導きを

成したる

一人の聖天行者として

私は皆にそう力強く説きたいのである。

 

この度の大祭。

是非とも伴に大事、大事にし、

 

やがて来るであろう

天災から

信徒よ。

伴に生き抜かねばならない。

 

この愛染聖天という

稀有なる大神。

その教えを

永劫なる未来へ

脈々と伝えて行く為に。

 

 

 

 

聖天教 兆象大宰

 

追伸

 

『自己の存在を

軽く見てはなりません。

 

あなた達一人一人の

その尊い命一つ一つは

聖天教という

教えを

未来へ伝え繋ぐ

 

それは普く

偉大なる

聖書、経典なのです。

 

故に

いつ何時にも備え

三宝の教えに

良く耳を

良く心を

良く身を

傾けて置かねばなりません。』