天変地異を経て大祭に臨む事。



いよいよ大祭も迫って来た中、先日西日本を中心とした

自然災害が、偉大にして最も神秘なる奇跡力をお持ちになる

我らが御本尊、愛染大聖歓喜自在大天観世音菩薩様の御予言通りに

発生した。

非常に悲しい事態の中、

私はひたすら一心に我が教団の信徒の安否並びに

教団以外の被災した人々の為に

愛染聖天様に昼夜無く祈っておった。

そんな中、歓びがあった。

それは、篤信な信徒の皆からの私と御本尊への暖かい心がけを

頂いたことだ。

沢山の私と御本尊様への安否と励まし、台風で被災されている方々への

心遣い。これらは

私の心を打ったばかりか、

それらの慈愛の通信は、愛染聖天様の御心を打った事は確かであろう。

このような事態の中ではあるが信徒との愛を感じる事が出来た

嬉しい出来事であった。

皆がそれぞれを安じ、それぞれを労り、更にそれぞれが御本尊を

安じ、御本尊を労わる。

なんと美しい愛のやりとりであろう。

この営みができた信徒には、

必ず御本尊様は、その者を安じ、その者を労わり、またもって

その者を愛で、必ずや奇跡をもって全てを応えて下さるだろう。

 

嘘、偽りの無い、我が教団の御本尊様の奇跡力を

私と皆様は、過去、現在を通し、またもって、

今回の天変地異の予言の的中も通して

まざまざと目の当りにさせられて来た同胞、家族ともいえる。

この奇跡に有難くも常に触れることが出来る教団の我々は、

ただこの偉大な功徳を享受することを満足とせず、

わが御本尊様がこの世の示現せられた真の目的

大愛の世の創造を現実のものとずべく、

教団以外の方々、まさに被災された方々のみならず、世の

憐れな人々の心の救済を、大祭のみならず日々の

お勤め、日々の信仰とその暮らしを通し

活動、実践、そして祈願をして行こうではありませんかと

 

 

合掌