明日よりいよいよ冬の大祭を行う。

準備万端とこぎつける事が出来たのは

ひとえに愛染聖天様と、熱烈な信徒様の御本尊様に

対する信仰と尊いお布施によるものであるので

 

私からまずは皆様に明日よりの大祭決行のご報告と御礼を申し上げる。

信徒の皆に於かれては、誰が上品、中品、下品で、

いつ大祭に参加希望されたか細かい事まで私は把握しているので

どうか安心してほしい。

故にそれに応じた懸命な祈願をそれぞれ違いをもってさせていただいておるし

特に大祭は御本尊様もお喜びになられるのでまたもって安心して頂きたい。

よく昔から神仏の前では皆平等であると云うが

しかし神仏に対し大きく貢献、または身を差しだした者が

報われない平等では、これはいけない。

私の信仰はこれだけで精一杯なのだから神様なのだから解かってくれるはず

という信仰も間違ってはいないが、そういう方とは別に

精一杯を抜きんじて特にお神様に貢献される方はどうなるだろうか？

これを一つに扱えば報われない信仰が生まれる。

これを一つに扱うには平等ではなく均等でなければならない。

でなければ小さい信仰も大きな信仰も、浅い信仰も深い信仰も、

大きく深い方にもやりきれない結果をもたらし、

浅く小さい方には安楽を運ぶ。

ですから教え、信仰には平等の中に

報われる差を作ることが正しいと古来からいわれているのだ。

であるから安心して、この私が、御本尊様のお言葉の如く

その信に応じて随応させて頂くので皆様この大祭を伴によりよいものにし

皆さまご自身も大いなる功徳を頂いてて欲しい。

また大祭前、期間中に入信なさろうとしておられる方、大変いいことだと思う。

この期間は特別であるから功徳も甚大であると存じます。

 また直前に成就したのを幸いに参加していない方がいるようだが、

よくない。それはよくない。

成就したからこそ大祭を祝わなければならぬ。

 まずは明日、皆様のお陰、御本尊様のお陰をもって決行出来る事を

お礼と共にご報告させていただいた。

 

合掌

 

追伸

 

先程愛染聖天様がお喜びになり、

壇が地震もないのに二十秒程震動した奇跡を見た。

愛染聖天様の、その大神力の発動に私は感涙をおさえ切れなかった。

大祭、伴に祝いましょう。