まずは、信徒様方へ、尊天様になりかわり、歓喜の念を申し上げたい。 | ||||||||||||||||||
先日発生した、大地震にあたり、とりわけ呼びかけもしないでいたにもかかわらず、 | ||||||||||||||||||
ほとんどの信徒の皆様が我先にとばかりに、平和祈願の御布施をなされた事に、 | ||||||||||||||||||
なんと尊天の昇華の思想を皆様が実践しようと、日々、煩悩を力としながら善道に励まれ、 | ||||||||||||||||||
仏性を見開かせようという崇高な姿勢を見せられ、感涙、いえ、 | ||||||||||||||||||
歓喜をせずにはいられない感動をうけた次第であります。 | ||||||||||||||||||
私でさえ、そうなのであるから、天にいらせられます、尊天の、皆様の信仰心への喜びを、 | ||||||||||||||||||
歓喜も歓喜、大歓喜をなされていらっしゃること必定であり、真っ先への歓喜のお伝えと、 | ||||||||||||||||||
確かに平和祈願のご祈祷させていただくというご報告をさせていただきます。 | ||||||||||||||||||
また、この度の皆様のお気持ちを少しでも、より強い心願成就に結びつける為、 | ||||||||||||||||||
私の独断で、皆様それぞれの普段のご祈祷を、お布施してくださった度合に合わせ、 | ||||||||||||||||||
今月中に限り普段より高尚な壇を用い、御祈祷させていただく事とした。 | ||||||||||||||||||
実話昨夜なのだが、とても篤信な信徒様が夜更けに電話をしてきた。 | ||||||||||||||||||
大体は夜中電話をする信徒様は少ないから、私は信徒様の中で、なにか事件でも起こした、 | ||||||||||||||||||
また巻き込まれた方がでたのではと、もう終わり頃、最後の最後であったので、 | ||||||||||||||||||
急いで終わらせ壇を下りた際油を蹴飛ばしてこぼしてしまった。 | ||||||||||||||||||
私は当初、これは尊天様のなにかしらの悪い啓示かと思い、ついついその方にも強い度調で、 | ||||||||||||||||||
こんな夜中になにかあったのか?と言ってしまった。開いてみたら何でもない、 | ||||||||||||||||||
ただ私の声が聞きたかったかららしく、その方はとても篤信で私もとても覚えを著しくしている方なので、 | ||||||||||||||||||
なにもなくてほっとしたのだが、それから一時間してからのご祈祷で、 | ||||||||||||||||||
その油をまかしてしまったことが尊天のお喜びだとわかった。 | ||||||||||||||||||
なぜかというと、その祈祷中、油が温度も高くないのに湯面をとび跳ね、まるで大騒動である。 | ||||||||||||||||||
尊天様のお怒りかとお顔を覗くと、なんと万面の笑みではないか、 | ||||||||||||||||||
あー喜んでなさるのかと祈祷を終えた瞬間、朝方七時ごろ、河口からの報告に驚いた、 | ||||||||||||||||||
秘法に入っている方が三人成就したというのだ、 | ||||||||||||||||||
またもう一人の方もそうなのだが連絡も取れず、無視されていた相手と一夜を供にしたとか、 | ||||||||||||||||||
彼女の願いは結婚では無く、彼には奥様がいるのだが、結婚はかんがえていなく、 | ||||||||||||||||||
ただ、強く、肉体的にも精神的にも結び付きたいという心願なのだが、ついに彼女も成就しはじめた。 | ||||||||||||||||||
まさに尊天、歓喜、歓喜、大歓喜である。 | ||||||||||||||||||
きっと篤信な方の心は尊天が宿りやすい。その心を借りて、嬉しさを私にお伝えになったのだと思う。 | ||||||||||||||||||
話は長くなったがそういうことであるから、皆様も供に大歓喜し御功徳を頂いて欲しい。 | ||||||||||||||||||
さて本題に入る。 | ||||||||||||||||||
信徒の皆様に徹底して欲しい事、これが心願を秘すという事である。 | ||||||||||||||||||
簡単に言えば、八海先生、大聖歓喜天使教会に入信している。 | ||||||||||||||||||
またご祈祷を頼んでいると、誰にでもこれはいっていい、 | ||||||||||||||||||
しかし、どんな内容の心願を依頼いているとは言ってはいけないという事である。 | ||||||||||||||||||
なぜかというと、人というものには念、思いがある。 | ||||||||||||||||||
またどんなに出来た方でも、親友でも、友人でも、人をついつい妬んでしまうこともあり、 | ||||||||||||||||||
無意識にもしてしまう事もある。 | ||||||||||||||||||
またこれが確信犯的にねたんだり、羨んだりされたら、厄介であるのは無論の事である。 | ||||||||||||||||||
尊天様は父性の性格をお持ちである。 | ||||||||||||||||||
他の仏は笑っているばかりで、なんの功徳も施さず、唾してもその代り怒りもしない。 | ||||||||||||||||||
しかし、尊天は父親のように、実質的に功徳を下さる代わり、唾をしたり約束を違えたものには、 | ||||||||||||||||||
人に嘘をいったり悪さをしたらこうなると、ゴツンと頭をたたいて教えて下さる。 | ||||||||||||||||||
ゆえに、そのお守りは、その御誓願と同じくする許容と持ち、その広さに、父性特有の絶対的なお守りを | ||||||||||||||||||
現じてくれるのであるから、段々と全てにおいて富み、栄えていく、信徒様の姿を見たとき、 | ||||||||||||||||||
その心願が顔見知りの人間に知られていてはそこに邪気が生ずると言われているのである。 | ||||||||||||||||||
だからといって叶わないわけではない。 | ||||||||||||||||||
尊天と私はそんなものは滅して進ぜるが、何しろ余分に困難でない方が絶対にいいわけであるから、 | ||||||||||||||||||
また尊天信仰の古い言い伝えでもあるので、くれぐれも皆様の名前、顔など | ||||||||||||||||||
人となりを知っている相手には秘すようにしていただきたいものである。 | ||||||||||||||||||
また今日はもう一つ、話をさせていただきたい。 | ||||||||||||||||||
それは、なぜ愛染大聖歓喜双身天王の信仰が偉大なのかということをしって、 | ||||||||||||||||||
信仰の励みにして欲しいからである。 | ||||||||||||||||||
信徒の皆様に魂をお入れしている、十一面観音様の仏像、 | ||||||||||||||||||
あれは、前にも書いてあるが、はっしきり尊天様そのものなのである。 | ||||||||||||||||||
では二体のお姿の尊天様は? | ||||||||||||||||||
と誰でも混乱すると思うのだが、あの十一面様を前立てという、これは二体のお姿が溶け合い、 | ||||||||||||||||||
要するに、皆様が福を着て、よそ行きの格好をして外出するお姿そのもので、大変ご利益がある。 | ||||||||||||||||||
だが二体の尊天様はなにかというと、それは御尊天様の心そのものなのである。 | ||||||||||||||||||
皆様は心を衆目にさらされたどうだろう? | ||||||||||||||||||
現代は特に、個人情報についてはとてもうるさい世の中なので、よくおわかりになると思うが、 | ||||||||||||||||||
非常に恥ずかしいものである。 | ||||||||||||||||||
尊天様はまたの名を自在天といっておよそ人間と同じ感じかた、とらえ方をなさる、 | ||||||||||||||||||
であるから私たちと同じ恥ずかしく嫌なのである。 | ||||||||||||||||||
であるから私しか油をかけることを許されていないのである。 | ||||||||||||||||||
また、人もそうであるが、心が動かされなければ、何事も人は行動を起こさない。 | ||||||||||||||||||
それは神仏も同じで、ここが深淵であり、崇高なところなのだが、およそ、人間界の奇跡を起こし、 | ||||||||||||||||||
支配する権利を持つ天界の最上階にいらっしゃり、それゆえに人を救うには、 | ||||||||||||||||||
この天界に菩薩も如来も明王も生まれ変わらないと人を救う事ができないという | ||||||||||||||||||
天神の世界の長である。尊天様の、いえもっと広くいうと、自在天とい、 | ||||||||||||||||||
天界に住む全ての天部の神の心そのものに直接、願を申し上げている。 | ||||||||||||||||||
この世で最上の信仰なのである。 | ||||||||||||||||||
であるから、動くのである。天部の心が動くのである。 | ||||||||||||||||||
それゆえに、前立である仏像はその心の入り口、体なのである。 | ||||||||||||||||||
心を見ることのできない皆様はその前立て、尊天の体を通し、心に問いかけることで、 | ||||||||||||||||||
私の尊天様にあなた方の願いを申し上げている行為と溶け合うのである。 | ||||||||||||||||||
だからといって仏像のない方が尊天と意が通じないということは絶対にない。 | ||||||||||||||||||
私が言いたいのは自在天の心に直接訴えかける神秘の教えに皆様が守られているという | ||||||||||||||||||
誇りをもって欲しいといことであって、十二分に深い信仰があれば感応導導できる。 | ||||||||||||||||||
また仏像をお持ちの方は上記の気持ちで祈ってほしい。 | ||||||||||||||||||
直接神の心を動かす教え、いまだこれに勝る祈祷はないのである。 | ||||||||||||||||||
最後に河口が少し、個人的に忙しいらしく、対応が遅れるかもしれないが許して欲しい。 | ||||||||||||||||||
もしなにかあったら直接先生に電話してみてもよろしい。なるべく四時から七時のあいだがいい。 | ||||||||||||||||||
河口も信徒なのであるから、皆助け合ってくだされば幸いであります。 | ||||||||||||||||||
合掌 | ||||||||||||||||||