信徒の皆様はどうしてらっしゃるだろうか | |||||||||||||||||||
先日対面にいらっしゃったアメリカからの方はお話によると毎日御供えをなさっているということを聞いて | |||||||||||||||||||
とてもうれしかった。 | |||||||||||||||||||
このような深い信仰を皆様にもして欲しい。 | |||||||||||||||||||
ここ二、三日妙な質問があり、なんのことかと思いながら日夜祭壇に向かっておったなら、 | |||||||||||||||||||
そうだとこの言葉を教えて差し上げようと思いたった。 | |||||||||||||||||||
我々が信奉する愛染聖天様は愛染明王の性格を色濃くのこした愛欲の神なのであるが、 | |||||||||||||||||||
その愛染明王の光背に燃え盛る炎は煩悩の炎なのである。 | |||||||||||||||||||
要するに非常に強力で、人間など及びもしない大欲の炎なのである。 | |||||||||||||||||||
愛染様はその煩悩があるゆえ、その欲の炎をエネルギーにし、仏道を歩み悟りを開こうという | |||||||||||||||||||
仏になられた。光背に強大な欲を持ちその欲を燃やし燃え尽くしながら、 | |||||||||||||||||||
その御心に仏眼を開かせ求道する方なのである。 | |||||||||||||||||||
尊天様は天界の頂点におられ、この宇宙の何者、何物を凌駕する煩悩、すなわち欲を持たれながら、 | |||||||||||||||||||
十一面様を欲し、その愛欲が満たされるならば仏道に入ろう、開眼しようと、 | |||||||||||||||||||
仏性を見開かせなさった御方である。 | |||||||||||||||||||
その仏性の根底にはるのは宇宙の真理を凌ぐ絶大な煩悩なのである。 | |||||||||||||||||||
汚泥の中でないと蓮の花も咲かない。 | |||||||||||||||||||
正ばかりの世界には悟りを開こうとする意欲など無い、ただ混沌と正が広がり、 | |||||||||||||||||||
世界は宇宙は停滞する。 | |||||||||||||||||||
影がないと光は存在の意味を失う。 | |||||||||||||||||||
我々は糞尿もすれば、美しい肌もある皆それが協調し合い、我々 人が存在する。 | |||||||||||||||||||
曼陀羅の世界も善仏ばかりではない、悪心、悪魔、皆世界を構成する一つとして存在している。 | |||||||||||||||||||
我が大聖歓喜天使教会のこれが思想である。 | |||||||||||||||||||
であるから、不倫が悪いことですか?自信をうしないました。という | |||||||||||||||||||
ここ数日のこの煩悩即菩提という言葉で答えたいと思う。 | |||||||||||||||||||
不倫の方の願い何が悪いこたであろうか、恐らくそんな質問を尊天様にしようなら、お前達が悪いなら | |||||||||||||||||||
私はどうなるんだ?と一喝されること必定なのである(笑) | |||||||||||||||||||
それより、男性も女性も不倫で悩んでいる方々、苦しく泣いておられないだろうか? | |||||||||||||||||||
それぞれの地域で、家庭、家族、兄弟、職場、肩身の狭い思いはしてらっしゃらないだろうか? | |||||||||||||||||||
私の愛染聖天は愛染明王の煩悩と尊天の煩悩が合一した強大な煩悩を持っているのだから、 | |||||||||||||||||||
その煩悩に負けない煩悩を持ちながら、それゆえの悟りの行為を反面忘れず、 | |||||||||||||||||||
皆、汚泥(煩悩、愛欲)に蓮(成就)を咲かせて欲しい。 | |||||||||||||||||||
あともう一つ、非常に多かった質問なのだが先生は呪っているんですか?という質問なのだが、 | |||||||||||||||||||
私は大聖歓喜天使教会という寺(教会)を持ち、壇を構え、思想を持ち、 | |||||||||||||||||||
世に愛染聖天の功徳を広めている者であるから、やれ呪だのやれ占いだのという輩とは世界が違う者 | |||||||||||||||||||
であるから、呪っていないだろうと思われがちだと思うだろうが、答えは一言呪っている(笑) | |||||||||||||||||||
これは教会に来て一緒に血縁の儀式をなさって方ならわかっていると思うが、 | |||||||||||||||||||
古代的な儀式の古い言葉の中にあるもので、もちろん毎度の儀式にも絶対入れないといけない | |||||||||||||||||||
儀礼的呪いなのである。 | |||||||||||||||||||
だから呪たくて呪っているのではないが、しかし | |||||||||||||||||||
じゃあ本当に形式的で効力はないのか?といわれたら答は ある。 | |||||||||||||||||||
というのは信徒様の願い、また教会、尊天様へ唾するものを調伏することで、 | |||||||||||||||||||
抜苦与楽の真言に通じるもので、尊天にまつわる者に苦を抜き楽を与えるという | |||||||||||||||||||
思想の調伏祈祷なのであるから信徒様を守る呪なのである。 | |||||||||||||||||||
だから経験をなさってる方も多いと思うのだが、皆様に仇なす人間が意味もなく不幸に | |||||||||||||||||||
巻きこまれたりしているのはその為である。 | |||||||||||||||||||
意識する、しない関係なくこの調伏は一生まとわりつくのだが、だからといって私に逆らうと調伏されるからと | |||||||||||||||||||
強気になって善業を怠ってはいけない。だからこそよく生きて欲しい。 | |||||||||||||||||||
恐ろしい言葉の呪だが信徒様は該当しないから安心してほしい(笑) | |||||||||||||||||||
またこんな事をしてなにが神仏だと思う方もいらっしゃるだろうが、先程の煩悩即菩提という | |||||||||||||||||||
考えかたにも通じているのだが、尊天の、その激しいまでの敵を倒す、恐ろしい炎で調伏し、 | |||||||||||||||||||
敵を燃やし尽くすことで、たとえその人間が体が不具合になったとしても、燃やし尽くされたその人間は | |||||||||||||||||||
尊天からの因縁を持ち来世、来来世において導かれるとしいる。 | |||||||||||||||||||
要するに尊天の怒りの炎も、神仏である仏の一部に変わりはないのだから | |||||||||||||||||||
現世では苦しみを授かったという形式にはなるが、長い悠久の魂の輪廻のなかでは | |||||||||||||||||||
その苦しみが修行になり、因縁の業を来世で取り去るという結果を産むのである。 | |||||||||||||||||||
わかっていただいてくれたであろうか?誠にありがたきは尊天様の深い智慧の世界である。 | |||||||||||||||||||
今日はもう一つ、心願を秘すという思想を | |||||||||||||||||||
諭そうとおもったが次にさせていただきたい。 | |||||||||||||||||||
最後に学校に合格したHさん、おめでとう。仏像なのだがもう少しまっていただきたい、 | |||||||||||||||||||
心願の事はわかりました。よくこれからも信仰を深めていただきたい。 | |||||||||||||||||||
群馬のY君、結婚おめでとう。あれだけ状況が荒れてよくここまでやりました。皆君の努力の賜物ですよ。 | |||||||||||||||||||
先生は本当にうれしい。イギリス留学中の方、日本との遠距離よく成就なされた。長かったね、 | |||||||||||||||||||
君が気違いのように泣き叫んでいた日を思い出します。 | |||||||||||||||||||
河口にも伝えたが結婚式は私は遠慮しとくことにします。が私は苦労した分心から嬉しくおもっています。 | |||||||||||||||||||
そしてなによりうまくいっていないとしょげている方、私も供にしょげ、泣き、そして頑張ろうと思う。 | |||||||||||||||||||
前回書いた一割と書いたことでだいぶくるしまれているようだが、あなた方はそうではない。 | |||||||||||||||||||
今日は或る方から私は彼より、先生と尊天様が大事だからとありがたいお言葉をいただいた。 | |||||||||||||||||||
一つ一つ、たとえ調伏であっても深い思想をお持ちな尊天様がこの方の | |||||||||||||||||||
深い信仰を汲みとらないはずはない。 | |||||||||||||||||||
私の言っていた方々は状況は悪いがこういった心持ちの方を言っているのではないので | |||||||||||||||||||
安心して欲しいのです。 | |||||||||||||||||||
皆深い信仰をもっているのは私は理解している。 | |||||||||||||||||||
あなた方は九割である。 | |||||||||||||||||||
頑張ろう。 | |||||||||||||||||||